子育て

幼稚園のクラス委員ってどんな仕事?年中・年長で役員をした体験談

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毎年、春になるとクラス役員を決める幼稚園がありますよね。
クラス委員ってどんな役割をするのか分からないけど、なんだか面倒くさそうでお断りしている人もかなり多いと思います。

 

わたし自身、娘が幼稚園に通っていた頃は年中・年長と続けて2年クラス委員をしていました。

 

幼稚園のクラス委員をしていた2年間、特に年長の役員をしていた1年間は、私と娘の幼稚園生活の中でも特別な時間でした。
子供たちとの出会いや、クラスメイトの親御さんと協力し合う日々は、幼稚園生活をより楽しませてくれました。

 

今回は、年中・年長の幼稚園でのクラス役員としての経験を通じて、わたしが経験したクラス委員のお仕事や役員決めについての体験をご紹介します。
クラス役員としての2年間が、どのようにわたしに影響を与えたか、お伝えできればと思います。

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幼稚園のクラス委員とは?役割と仕事内容

幼稚園の役員ってどんな役割?

あなたが想像している幼稚園のクラス委員ってどんなイメージですか?
わたしは、自分がクラス委員になるまで幼稚園の役員は会長、副会長、書記…のようにそれぞれ役割を与えられイベントごとに役員同士で会議をしたりと「役員」として大きな責任があるイメージでした。

 

もちろんそのような幼稚園もあるとは思うのですが、我が家の娘が通っていた幼稚園では、クラス委員に委員長や副委員長のような役職はありませんでした
そのため、特定の役割や責任もありませんでした。

 

娘の通っていた園でのクラス委員の役割は、あくまで親御さんたちが幼稚園のお手伝いとして幼稚園内外で協力し合う…というもの。

 

一方、幼稚園によっては役員に具体的な役割が与えられていることもあります。
例えば、幹事や情報担当、行事の計画など、クラスの運営において特定のポジションを設けられることがあります。

 

この役割は、幼稚園内のコミュニティをよりスムーズに運営するために役立ちますが、やっぱり役員1人1人の責任はそれなりにありますよね。
幼稚園役員の役割は、園ごとに異なるため、親御さんたちが幼稚園でどのような役割を果たすかは、幼稚園役員を引き受ける前に先輩ママさんや役員経験者さんのお話を聞いておくことがオススメです。

幼稚園のクラス委員はどうやって決まった?

我が家の娘が通う幼稚園では、クラス委員の選出は立候補式で行われていました。
この方法は、幼稚園からのプリントとしてアンケートが配られ、クラス委員に立候補する、しないの記入して提出するものでした。

 

しかし、実際に立候補する親御さんが必ずしも充足されるわけではありませんよね。

 

立候補者数が必要な人数に満たない場合、我が家の幼稚園では別の方法が採用されます。

 

それは、担任の先生が保護者1人1人に声をかけて、クラス委員を受け入れてくれる方を見つけるというものです。

つまり…、立候補していない親御さんであっても、幼稚園の運営に協力的な委員を見つけて補完するという仕組みです。

これ、絶対に先生大変だよねー!
断られまくって心折れるパターンもありそう。

私自身も当初、クラス委員に立候補するつもりは無かったのでアンケートでは役員に立候補しませんでした。

…が、ある日、担任の先生から声をかけられ、クラス委員としての役割を引き受けることとなりました。

 

幼稚園によっては、保護者会の後にくじを引いて役員を決めるというパターンがあったり、全ての保護者が1度は役員をしなくてはいけない幼稚園があったりと役員決めも本当に幼稚園によって様々。

立候補はしていなくても協力してくれそうな人を探すって決め方は絶対にやりたくない人が役員になることも無いし良いよね!

わたしにはこの園の決め方がすごく合っていたな!

幼稚園のクラス委員の仕事は?

クラス委員としての主なお仕事は、幼稚園の行事などで幼稚園の職員だけでは手が足りない際にお手伝いすることです。

 

幼稚園では、夏祭りや運動会、生活発表会といった大きなイベントがあります。
こういったイベントでは、幼稚園の職員だけでは手が足りなくなることが多く、クラス委員がサポート役をすることになります。

 

夏祭りでは模擬店の運営やゲームブースの管理、生活発表会では舞台裏での子供たちのサポートなどがクラス委員のお仕事。
イベントの準備や片付けをクラス委員がお手伝いする場合もあります。

 

ただ、娘が通っていた幼稚園ではコロナ禍の影響が強く、イベントが制約を受けるが多々ありました。
年少から年長までの3年間、通常よりもイベントが縮小され、観覧できる保護者の人数が制限されたりと保護者が幼稚園イベントに参加できる機会がかなり減りました。

 

娘の通っていた幼稚園では、幼稚園からの呼びかけは夏祭りのお店番のみ。

コロナ禍って時期的なものもあるんだろうけど、幼稚園によってはこんなにクラス委員の仕事が少ないこともあるんだねー!

また、年長になると卒園に向けたさまざまな準備が始まります

保護者からお金を集めて、幼稚園への贈答品を用意したり、担任の先生への感謝の気持ちを込めたアルバムを制作したりすることもあります。

クラス委員の役割としては、年長のクラス委員が1番お仕事が多いイメージです。

幼稚園年中・年長でのクラス委員体験

次は、わたしが実際に幼稚園のクラス委員を経験した時の体験談です。
年中・年長でクラス委員に決まるまでからどんな仕事内容だったのかをお伝えします。

幼稚園クラス委員に決まるまで

クラス委員に選定は、最初にお伝えしたとおり幼稚園によって異なりますが、娘の幼稚園ではアンケート式で、候補者が足りなかった場合は担任の先生が協力してくれそうな保護者を探すというものでした。

 

年中のクラス委員決めの時は、幼稚園では各クラスに4名の役員が必要でしたが、立候補者は1名だけでした。
当然のことながら立候補者が足りないので、担任の先生が保護者1人1人に声をかけることになります。

 

私は役員になる予定が無かったので立候補しなかったのですが、立候補者が足りなかったため担任の先生から声をかけていただき、クラス委員として引き受けることにしました。

 

この担任の先生は、娘が入園と同時に入社してきた先生で、年少クラスでも新任の担任の先生としてお世話になっていた先生でした。
年少の時は立候補者が人数に達していた為、先生も候補者以外を役員にする役員決めは初めてです。

 

先生からクラス委員の声をかけられたときは

クラス委員が決まらないと大変そうだし、なんだか断るのがかわいそうだな…。

と、いう理由だけでクラス委員になることに!
後で役員のメンバーを見てみると、ア行カ行の名前が固まっていたのでおそらく名前の順に声をかけたものだと思われます。

みんな同じような気持ちでクラス委員を引き受けたんだろうな。

年中のクラス委員には特別な役割も無く、夏祭りのお店番をしただけで終了しました。

 

年長の役員選出も決め方は同じ。
幼稚園では各クラスに4名の役員が必要で、立候補者が2名足りませんでした。

 

そのため、担任の先生が声をかけ、役員を引き受ける保護者を探すことになります。

そして、担任の先生は…。
年少・年中の時と同じ担任の先生!

 

つまり、年少、年中・年長と娘の幼稚園生活3年間をサポートしてくれた先生です。
実は役員の立候補が足りないというお知らせが来たときから

娘と先生と3年間同じクラス、わたしは去年役員になったから役員に立候補しなくても声をかければ役員を引き受けると知ってる…。

 

これ、わたしに声かかるんじゃないか…??

と感じでいました。

 

案の定、担任の先生から電話がかかってきてクラス役員になって欲しいとの声がかかり

まぁ、年中の時も夏祭りのお店番だけだったし、先生には3年間もお世話になることになったし…。
クラス委員になってもいっか!

という気持ちで、年長の役員を引き受けることになりました。

 

役員を引き受けた後に分かるのですが、最初の役員の仕事でも書いた通り年長クラスの役員は卒園に向けた準備やイベントのサポートが必要になります。
娘が幼稚園に在園していた際も、在宅のお仕事をしていたのでこの卒園に向けたイベントのサポートは結構大変でした。

同じバス停の先輩ママさんにでも、年長の役員がどんなことをしているのか聞いておけば良かった-!!

 

って仕事が忙しいときは何度も思ったー!!

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幼稚園クラス委員のお仕事体験談

役員としての仕事は、幼稚園のイベントのサポートが主な仕事。

しかし、その内容は年度や状況によって大きく変わりました。

ここでは、私が幼稚園の役員をしていた頃の仕事についてお話しします。

 

1.イベントのサポート

 

幼稚園では、運動会や夏祭り、発表会、卒園式など、さまざまなイベントが行われます。
こういったイベントは、職員だけでは手が足りないことが多く、役員の協力が必要になります。

 

…が。
娘が幼稚園入園時からコロナ禍の真っ只中。

 

入園のクラス役員さんたちは、運動会や夏祭りの準備から、当日の手伝い、発表会の準備と当日の子供たちの着替えのサポートまで、色々な仕事をしていました。

しかし、娘の幼稚園入園からの3年間はコロナウィルスの影響により、多くのイベントが学年別に分かれ、職員が足りないという状況はほぼ解消されました。

唯一、学年合同で行われ、好きな時間に参加し好きな時間に帰ることができる夏祭りの手伝いが残り、模擬店のお店番をしました。
クラス役員がお店番をしている間は、別室で子供を預かってもらう事ができ、娘はこの時間も楽しかったようです。

 

2.年長の役員活動

 

年長の役員になると、卒園に向けての準備が始まります。
役員としての活動は、年長が1番大きな仕事になります。

 

まず、卒園前の幼稚園へのプレゼントを購入するための集金が行われました。

集金は9月の参観日までに集金のお知らせをするプリントを作成し、参観日当日にクラスの保護者さんに配布、10月の運動会の後に集金しますとお知らせして10月中に集金しました。

 

その後もプレゼントの選定から購入まで、クラスごとにプレゼントを用意しました。

プレゼントは、次の年長さんクラスの子供たちが幼稚園で使えるおもちゃに決まりました。

 

また、卒園式に向けて担任の先生へ贈る思い出のアルバムを作成する作業もありました。
これには、子供たちの成長過程や素敵な思い出の写真を集め、先生に感動してもらるようなアルバムを完成させるために多くの時間と労力を費やしました。

 

これは、運動会の集金の際にクラスのグループラインを作って招待し、グループラインのアルバムに写真のデータを送って貰うということで割とスムーズに写真が集まりました。
その後は、役員のメンバーで集まって現像する写真の選び、写真の現像、アルバムの購入、アルバムの表紙作り、アルバムの中身の装飾…と進めていきました。

 

アルバム作りは10月から始めて完成したのが2月。
4ヶ月間、定期的に役員同士で集まってアルバム作りをするのは結構大変でした。

幼稚園クラス委員で感じた自分の成長

幼稚園でクラス委員をしていた2年間のうち、特に年長時は子供の成長だけで無く自分の成長を感じることもありました。

わたしにとって幼稚園のクラス委員で大きな影響を与えたのが人間関係です

 

年長の役員は卒園へ向けてのイベントがあったため、役員仲間とのコミュニケーションが不可欠でした。
役員はクラスごとに4人ずつ選ばれるのですが、娘のクラスの役員になった4人は接点の無い4人でした。

 

それでも、役員活動を進めるためには、協力が必要!
なので、積極的にコミュニケーションを取るよう努力しました。

 

元々、人付き合いは得意な方では無かったのですが、自分から声をかけ、子供や幼稚園の話をすることでできるだけ距離を縮められるようにしました。

 

また、役員以外の保護者ともコミュニケーションを深める機会も増えました。
集金やプレゼント、アルバム作りの際に写真を集めるため、クラスの他の保護者とも積極的に関わりました。

 

クラス内の30人の子供たちの顔と名前を覚え、親しい関係を築くことができたのは、役員をしていなければ出来なかった事です。
クラス役員をしたことで、以前は苦手だった人付き合いに対する自信をつけることができました。

幼稚園クラス委員の体験からのアドバイスできること

最後に幼稚園のクラス役員になった方へ、わたしの経験からお伝えできるアドバイスです。

 

幼稚園の役員としての体験から、特に年長役員では役員同士のコミュニケーションが非常に重要であることを実感しました。

最初はグループラインを通じて話し合いをしていましたが、役員仲間とのコミュニケーションがスムーズにいかないことがありました。

幼稚園へのプレゼント選びや集金の手配など、大切な事柄について話し合う際、思っていた以上に意見が分かれ、決定に時間がかかることもあったんです。

グループラインは一度話の流れが止まってしまうとなかなか次に進まなくなってしまうので、私たちは役員同士が定期的に顔を合わせるようにしました。

ラインなどのオンラインツールは本当に便利ですが、直接会うことってすごく大事だなと実感しました。

実際に顔を合わせると話し合える時間が限られていることもあり、問題解決が本当にスムーズでした。

そしてわたしも、最初は誰かの指示を待って「言われたことをやる」くらいの気持ちで動いていたのですが、中が深まったことにより自分から意見を出したりすることが出来るようにもなりました。

やっぱりコミュニケーションを取るためには「直接会って話す」が大事よね。

最初は、交流がなかった役員のメンバーでしたが、クラス委員4人で協力できた事によって、娘たちが幼稚園を卒園した今でも交流があり今でも定期的にお昼ご飯を食べにいったりしています。

 

知り合いがいない状態での役員活動って最初はすぎく不安なのですが、それが成長の機会でもあります。
新しい環境で新たな役割を果たすことで、自分自身の能力や自信を高めることができるので、自分の成長の過程を楽しんでください。

幼稚園のクラス委員まとめ

幼稚園のクラス役員を経験することは、わたしにとって多くの学びと成長をもたらしてくれる貴重な体験でした。

役員の役割には多くの責任と期待が伴いますが、その中で得られるものは大きいです。

娘が卒園して小学生になった今、本当に役員を引き受けて良かったなと思うし、やっぱり子供が幼稚園時代って子育てもすごく楽しかったなと思います。

 

幼稚園の役員になることは、知り合いがいない状況でも新しい関係を築くチャンスです。
役員メンバーや他の保護者とのコミュニケーションを大切にし、協力しながら目標に向かって進むことで、新たな人間関係を築くことができます。

 

また、コミュニケーションの大切さも実感しました。

ラインやメッセージでのやりとりも便利ですが、直接会って話すことで問題をスムーズに解決できることがあります。

人との対話って信頼関係を築く上で欠かせない要素なんですよね。

 

そして幼稚園に対しての、感謝の気持ちも本当に大きいです。

保護者、役員メンバー、そして幼稚園に対して深い感謝の気持ちを持てたことでで、娘だけではなくわたしにとってもとても楽しい時間でした。

娘が小学生になったので、この先PTAの役員をするかどうかはまだ迷っていますが、役員へのハードルが少し下がったなという気持ちもあり、とても良い経験になったなと思います。

幼稚園生のママってやっぱり楽しかったな~。

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この記事を書いた人

はるき
  三千里メンバー

はるき

USJが好き!手作りの飾り付けも好き!好きな事を何でもブログにしたい主婦。関西地方のお出かけや子育て関連の記事を中心にごちゃまぜブログを作りました。

なつ

はるきの娘。アイキャッチには良く出てきますがブログ記事の本編にはほぼ出てきません。

しらべこちゃん

Google検索が大好きな赤べこの女の子でこのブログのイメージキャラクター。はるきに変わってリサーチするためにたまに記事内に出てきます。

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